誕生日に2本のドキュメンタリー映画を観た。
1本目
フレディ・マーキュリー
語り継がれる本当の姿
2023年イギリス
監督・脚本・編集:フィンレイ・ボールド
イギリスのバンド『クイーン』のボーカル、
フレディ・マーキュリーのドキュメンタリー映画
49分とめちゃ短くて、フレディの一生ダイジェスト版といったところか。生い立ちから亡くなるまで、ギュッと上手くまとめてある。
クイーンのドキュメンタリーは何本も見ていて、特に新しい映像はなかった。多くのロックミュージシャンの写真を撮ったフォトグラファーのミック・ロックが出ていて、撮影の裏話が聞けたのはおもしろかった。
セカンドアルバム『クイーンⅡ』
メンバーが目を閉じて少し上向いているやつね。マレーネ・ディートリッヒの写真を元にミック・ロックが提案したのをフレディが気に入って採用。この顔の陰影をつけるのに、ライティングにはすごく拘ったみたい。ミック・ロックも2021年に亡くなった。
このアルバムは、楽曲がホワイトとブラックで構成されていた。当時はレコードだったからA面がホワイトB面がブラック。今は1曲から購入できる時代で、こんな風にアルバムの構成にまで拘っていたのも過去のことなのか・・・。
ジャケット、曲の構成、私は未だに、アルバム丸ごとが1つの作品だと思っているけど、そういう作品作りをするアーティストも減ってるんだろうな。
初期のクイーンは衣装も黒と白に拘ていたみたいで、フレディはネイルまでしっかりコーディネイトしていたらしい。そういうところに、フレディの美意識と繊細さを感じる。
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1974年イギリスの音楽番組
『トップ・オブ・ザ・ポップス』
私が知っている、ヒゲにタンクトップのフレディからは想像もつかない姿。初めて見た時は衝撃だった!
久しぶりに、エイズでやせ細ったフレディの姿もみて切ない気持ちにもなった。最後の最後まで音楽に捧げた人生だった。
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お気に入りの猫たちがデザインされたベストを着たフレディ
この頃はかなり体調も悪く、それでも気丈に振舞っている
決して弱音は吐かなかったと…
1991年エイズのため45歳で亡くなる
49分という短さなので、フレディ入門には大変おすすめ♪改めてフレディの歌唱力と存在感、クイーンの楽曲のよさを感じた。繊細さと大胆さの2極を持った、稀代のショーマン・フレディ・マーキュリー。
やっぱり、大きな画面で観るのはいいね♪
49分だからあっという間に終わるけど(笑)
この後つづけてリトル・リチャードのドキュメンタリー映画を観たのでした。