3月に観たデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画
ムーンエイジ・デイドリーム
これはめちゃくちゃよかった!
1週間の1日1回限定上映で、ぎりぎり観に行けた(~_~;)観客は私1人?と思ったら、上映ギリギリにおじさんがもう一人来た。私の中では今もスーパースター☆だけど、興味ある人は少ないのかな。
ブレット・モーゲン監督
音楽プロヂューサーは、長年ボウイと親交があるトニー・ヴィスコンティ。
デヴィッド・ボウイ財団が持っている膨大なアーカイブからなる、すんばらしい映像と音楽の映画だった♪ボウイの楽曲40曲が使われてるんだって!
マニアではないが、ドキュメンタリー映画はわりと観る(まったく見ない人と比べたらだけど)。中には、誰かのインタビューばっかりというダルい作品もあるし、やっぱり作り手の好みや技量がでるんだよね。
最初から最後まで、すべてボウイの楽曲、ボウイの肉声 、ボウイの影響うけたカルチャー。ドキュメンタリー映画というより、長めのミュージック映画を観ているようだった(135分)
デヴィッド・ボウイというアーティストの一生が、ぎゅっと凝縮。いやー!この時間でこれだけみせて聴かせて、内面の苦悩や葛藤や生き様みたなものまで伝わるってすごいよ!ボウイの言葉が、もう哲学の域にまで達していて、全部文字にしたいぐらいだった。
もちろん、ボウイの作品のすばらしさだと思うけど、どこをどう切り取るか?これは監督の手腕だと思う。よくぞ作ってくれました☆
最後、
「またね!」
という、ボウイの言葉で終わったのもいい☆
彼は宇宙に帰ったのではないか?
本当にそう思えてきた(笑)
『すべてははかない。必要か?もがく価値はあるか?』
たしかこんな言葉で始まったような・・・。
4ヶ月たつと忘れちゃうね(^^;DVD買おうかな。
彼の残した言葉、音楽、映像を観ながら、人生の普遍的なテーマについて考えてしまう。特に、中年の心には沁みたね。
そして、
すぐれた作品は生き続ける
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
私の大好きなドキュメンタリー映画3選
・ダンサー(セルゲイ・ポルーニン)
・笑う101×2(むのたけじ・笹本恒子)
・ダライ・ラマ14世
娯楽作品のような、気楽な楽しさはない。
だけど、深く心に刺さった映画。
ここにプラスする出会いとなりました♪
4ヵ月前に観てやっと載せられた(^^;
コロナ感染からちょうど1週間。
まだ仕事には復帰できず。
ノドの痛みがしつこい。