2023年3月28日に亡くなった坂本龍一さん。
映画
戦場のメリークリスマス
1983年、大島渚作品。
2021年に4K復刻版が上映され、これで映画館での上映は最後かと思っていた。このたび追悼上映が決定し、1週間の期間限定で上映中。
左から、1980年映画パンフレット
2021年 4K復刻版パンフレット
原作本『影の獄にて』
Ｌ・ヴァン・デル・ポスト（映画版）
原作本は絶版になっている
今回の追悼上映のパンフレットが売り切れていてショック（涙）
1983年当時、異色のキャスティングで話題になった。この作品は好きすぎて、もう何回観たかわからない。
当初、大島監督はボウイに音楽も依頼したようだけど、「俳優業に専念したい」ということだったらしい。同じくミュージシャンの坂本龍一は、出演のオファーに「音楽もやれせてくれるなら」ということで出演を引き受けたらしい。
セリアズ（ボウイ）とヨノイ（坂本龍一）役も、最初は別の人が候補だったみたい。
そんな偶然が重なって、今となっては必然だったと感じるぐらい、音楽も役者もすべてのピースがピタリとはまっている。当時1番話題になったビートたけし（当時はね）だけど、これも本当にハマリ役！
繊細な内容だけに、日本のスポンサーがなかなかつかなくて、作品化には大島監督が思い立ってから5年もかかったという。オファーを受けてからボウイは、2年も予定をあけてまっていてくれた☆奇跡のような話。
ボウイも、
そして坂本龍一も、今はもういない・・・。
残してくれた作品に感謝しかない。
（最敬礼！！！）
最後にもう1回見に行く予定だけど、観るたびに2時間3分が短く感じる。
これで本当に見納めなの？
イヤだ！( ;∀;)
