こんにちは、ロリスです。
さて、昨日のつづき
静岡県立美術館
兵馬俑と古代中国展
超個人的な好きだった展示物♪。
メインの人型俑にはあんまり興味がなく、私がいつも気になる物は『動物』たち。古代エジプト展でもおもしろかわいい動物、動物神、神獣がいたけど、古代中国にもいましたね( *´艸`)
まずは馬ですね♪
銅馬車。実際の2分の1サイズのようです。
馬車は2つ出土しているよう。東京国立博物館での兵馬俑展では2つ展示されていた記憶が・・・。今回は、2号車と呼ばれているこちらの馬車1つの展示でした。
馬の細かいところまでリアルに出来てます♪ちょっとピンぼけたので載せないけど、後ろ姿もお尻がプリッとかわいかった。
そして目を引いた
金色の馬
金の青銅馬。シッポの位置が上だし、頭には1本短い角があるけど?角みたいのは『肉角』の可能性があるって。肉角って何?後で調べてみよっと。なんか神々しい馬です☆
車もない時代、馬は貴重だったんでしょうね。馬を模った物はたくさんありました♪馬好きにはたまりません(*^^*)
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ちょっと調べてみた。
この馬『汗血馬』(かんけつば)と呼ばれていたようで、『1日1千里走る』(約500km)と言われる。
架空の馬なのかなと思いきや、大苑(現ウズベキスタン)にいるアハルテケという種類で、原種に近い最古の馬のひとつらしい。スピードと抜群の持久力・暑さへの対抗力を備えた馬で、輝く毛並みが『黄金の馬』と呼ばれる。
アルハテケの毛は絹のように細く皮膚にピタっと生えているため、まるで輝いているように見えるらしい。実際のアハルテケの写真を見ると、本当にメタリックに輝いている☆なんてキレイな馬!!
身体はスレンダーで長い耳が特徴。イタリアン・グレーハウンドの馬版というとイメージしやすいかも?
そして、『わずかに凸のある頭部をもつ』との記事もあった!これがもしかしたら角に表現されていたのか?よく短毛の犬で、肉の盛り上がりというかシワがある犬種がいるけどそれか?
現在はトルクメニスタンの国章にも描かれている(トルクメニスタンという国があることすら知らなかったけど(^^ゞ)
古代中国では、軍用に速くて持久力のある馬が非常に貴重だったようで、アハルテケほしさに前漢の武帝が大苑に攻略までしている。そのぐらい貴重な馬だったみたい。
三国志を読んだ人『赤兎馬』と呼ばれる馬がアハルテケみたいです。
私は三国志読んでいないのでわかりませんが(^^;
そしてなんと!日本の青森県にアハルテケを飼育している牧場があるみたい☆これはいつか行ってみたいな!青森といったら、これまた好きな『遮光器土偶』でも有名♪あー行きたいとこリストがまた増えた(^^;
黄金の馬で長くなったので残りは次回。
アハルテケに会いたい。
青森のアハルテケ牧場のブログが表示されなくなっている('◇')
今はやっていないのかな?
ではまた('ω')ノ