2022年10月8日
『藤田嗣治だけの美術館が誕生します』
のチラシを見つけて心躍った♪
でも、軽井沢か遠いな・・・
と思っていたけど、思ったよりも早く行く機会が訪れた。
(2年たってたけど(^^;)
実業家の安藤泰志氏と妻の恵夫妻が、長年好きで集めてきた藤田嗣治の作品。それら作品を展示した、プライベート・ミュージアム。
モダンだけど温かみもある。
入場料は2200円とちょっと高めだけど、サロンで飲み物も自由に飲めて落ち着けます。
作品に合わせて壁や雰囲気を変えている♪
ここは自画像が多い部屋。
藤田はいっぱい自画像描いているからね。
藤田が新天地フランスに渡って、まだ模索していたころの作品から、定番の猫や少女、晩年のキリスト教信仰の絵まで、藤田の一生をざっくり巡ることもできる。
教会を思わせる展示室。
やっぱり猫の絵は外せない。
開館2周年記念特別企画展
『藤田嗣治の愛したものたち』
特別展示
『藤田嗣治 君代との日々』
開催中でした。
ガラスや陶器に絵付けしたものもあって、こんな物も作ってたんだ!裁縫、ドールハウス、自身の絵の額縁、料理に大工仕事までなんでもこなし、そのどれもがプロ級!!
本業の絵にそそぐエネルギーも凄いのに、どうしたらこんなに色々こなせるんだろう。観るたびに驚く。
藤田の5番目で、最後の奥さん君代さん。
君代さんから寄贈された写真や藤田の日記は、初めて観る物ばかりだった。藤田は超筆まめで、公開されていない日記とか、まだまだたくさんあるらしいから。最晩年のころかな?病気で体調が悪いことを嘆いている日記があって、胸がキュとした。
素敵な空間。そして何より、安東夫妻の藤田への愛を感じる美術館だった。
私も大好きな藤田の作品を、ゆっくり鑑賞できて大満足☆この美術館を作ってくれた、安東夫妻に感謝!
また行きたい場所の1つになった。