ロリスのたまご

50代からの人生リスタートブログ

旧岩崎邸洋館~なんという壮大さ贅沢さ・元三菱財閥のお屋敷へいく

世の中のゴールデンウィークが終わったのを見計らい、東京日帰り旅。

東京は午後から所により雷雨の予報で、予定していたルートを逆回りにすることにした。その選択は大当たりだった♪

まず行ったのは東京都台東区にある
旧岩崎邸庭園

山手線・御徒町駅から歩いて15分ぐらいかな。

今年になって、ここに元三菱財閥のお屋敷があることを知った。今度行く機会があったら寄ってみようと思っていたところ、意外と早くその機会がきた♪

入場料400円
木の茂った馬車道を進むと、ババーン!でかい!!!

ゴールデンウィーク明けだから?人もまばら。

1896年(明治29年
三菱第三代目社長岩崎久彌(ひさや)の本邸として造られる。

こちらの洋館は主に迎賓館として使われていたようで、実際の生活は和の建物だったみたい。現在は当時敷地の三分の一しか残っていないらしいが、それでもこの広さ!って、元はどんだけ広かったんだ。驚く。

2001年から東京都の管理で一般公開される。

まずはぐるっと外観の画像を

木造3階建て
17世紀前半にイギリスで流行った
『ジャコビアン様式』
というらしい

設計はジョサイア・コンドルというイギリスの建築家。明治政府により、日本の近代化推進のため呼ばれた『お雇い外国人』のひとり。コンドルの妻は日本人で、河鍋暁斎に絵を習うほど日本が好きだったようだ。久彌さんはアメリカ留学の経験もあり、アメリカっぽい壁紙の部屋もあるとか。(どれだったのかな?)

三菱一号館(美術館)もコンドルの設計(現在のは復元らしいが)この建物も好き♪現在メンテナンスで長期休館中で、今年の秋には再開予定だったはず。

クリーム色のせいか、木造のせいか、どことなくやさしい雰囲気。

建築のことは詳しくないが見るのは大好き。高校の修学旅行で神戸の異人館を巡ってそれがめちゃ楽しかった記憶が・・・。

そういえば、画家の藤田嗣治が、明治時代に日本に洋館ばかり増えることに対して、日本には日本の風土にあった素材や形があるのに、海外のまねばかりして何と愚かな!と著書で何度もぼやいていたな。

海外に住んでいることが多かった藤田だからこそ、日本の良さがよく見えていたんだと思う。うんうん、確かに!と思ったけど、今見るとこれも一つの貴重な文化財だなって思える。

いやいや、どこから見ても美しいよね。
圧倒される。

靴をぬいで中の見学へ。
中もこれまたすごかった!!
また次回。