こんにちは、ロリスです。
前回からつづき。
東京日帰り観光。
江戸城跡から明治生命館へ。
2022年10月、静嘉堂文庫美術館が世田谷区からこの1階に移転。
静嘉堂@丸の内へ
その前に、この明治生命館の建物がすごい☆
とにかくデカイ!
近くで見上げると圧倒される。
先ほどの江戸城から、ここはヨーロッパ?
とにかく目を引く建物。
明治生命館
1934年(昭和9年)3月 竣工
設計 岡田信一郎
古典主義様式の最高傑作
(古典主義とは古代ギリシャやローマの建築を源としている)
近代洋風建築の代表作と言われている。
設計した岡田信一郎(1883年~1932年)はもともと病弱だったようで、明治生命館の定礎式を目前にして亡くなったみたい(47歳若い!)さぞ残念だったろう。完成まで3年7ヵ月かかったみたいだ!
そのころ日本は、満州国とか作ってヤバい方に進んでた時代では・・・。
その後、第二次世界大戦が起き、東京大空襲でも丸の内は残ったみたい。明治生命館は戦後GHQのアメリカ極東空軍司令部が使用したようだ(1945年~1956年)激動の時代をみてきた建物なんだ。
1997年に国の重要文化財に指定。
ドアひとつでもこの凝りよう!すごいよね。
後から知ったんだけど、建物の中も見学できるところがあったみたい。残念!また行く機会があったら観たいな。
静嘉堂@丸の内は明治生命館の1階にあるんだけど、この入り口が分かりにくくてグルグルしちゃったよ。他3名、この人も入り口探してるなって人がウロウロしていて、やっと見つかり、おばあちゃんに「やっと着きましたねぇ。」と言われた(笑)
明治生命館も目立つ建築物だけど、もう1つ目を引く建物がこちら。
三菱一号館美術館
1894年(明治27年)英国人ジョサイア・コンドル設計、丸の内初の洋風建築
当初は、三菱地所の拠点&洋風貸事務所だったようね。
高度成長期の1968年に1度解体され、
その後2006年に復元。
2010年からは美術館となり開館。
この建物は『クィーン・アン様式』
18世紀前期のアン女王時代にイギリスで流行した様式らしく、優美な曲線とシンプルさが特徴らしい。猫足の家具が思い浮かぶ。
東京駅の建物もクィーン・アン様式だって。
どちらも赤レンガが印象的だよね。
三菱一号館美術館は4月9日まで、その後長期メンテナンスに入るため休館。2024年秋ごろまでかかる予定みたい。
この日ぎりで入ろうかなと思ったけど、やっていた展示が『芳幾・芳年』展。
歌川国芳の門下でライバル同士だった二人。
武者絵とか人物の作品が多そうで、あんまり興味なかったのでやめた(^^;国芳だったらぜったい観たんだけどな。私、浮世絵の人物画が好きじゃない。あの瓜実顔っての、どうも苦手。
という訳で、今回は静嘉堂@丸の内へ。
長くなったので、そちらはまた次回。
この近くに、朝から行列ができている店が!
エシレ・メゾンデュール丸の内
フランスのエシレバターを使った焼き菓子屋さんだったみたい。エシレのバターは有名だもんね。並んでいる時間はなかったのでスルー。さぞ美味しいのかな?気になる。
rorisu.hatenablog.comではまた('ω')ノ