こんにちは、ロリスです。
蒸し暑い!
6月30日の静岡新聞に、巻上公一さん(音楽家・詩人)と町田康さん(作家・歌手)の対談記事が載ってました。
『オノマトペ表現し楽しむ』
6月にこんなイベントがあったんだ!
オノマトペというのはフランス語で、擬態語・擬音語を意味する。
オトマトぺと最初にインプットしてしまったので、なかなか覚えられない言葉(笑)
その中で町田さんがファスト映画に対してこんなこと言ってる。
『最近、映画の筋だけ知りたい人が増えていると知りました・・・時間を自由に使えることになって、結論や意味だけを知りたい、後はどうでもいいと・・・早く行って、別の目的を達成して、別の目的を設定して、というのが主流になっている。オノマトペはそうしたものに対する本能の反逆のような気がする。』
ちょうど先日、私もファスト映画の事を知ってそのこと考えたばかりだったんで、おお!そうだ!その通りだ!と思ってしまった。
オノマトペなんてなくても意味は通じる。でもあった方が楽しいよね?なんというか、感覚というか、リズムを感じるというか、響きのおもしろさというか。この対談の二人も作家であってミュージシャンというのも頷ける。
先日読んだ、タイガー立石さんの絵本『とらのゆめ』もオノマトペ満載♪
ぐう ぐう ぐう
くるっ くるっ くるっ
がや がや がや
ごう ごう ごう
クイーンのフレディ・マーキュリーもオノマトペいっぱい使ってる!たぶん(笑)
私も意識してなかったけど、かなり使ってるね。とくに黒吉さん(チワワ)に対して(笑)子供はオノマトペ大好きだね。効率や意味ばかりじゃおもしろくないもん!意味を考える作業も楽しいんだけどね(^^;日本は世界の中でもオノマトペが多いんだって。元々そういうのを楽しむ文化が日本にあったんだ。
この対談は、東京五輪・パラリンピックに合わせた県文化プログラムの一環として開催されたようで、6月27日にはチャラン・ポ・ランタンと巻上さん、町田さんの共演もあったみたいで観てみたかったな。
「意味のないことも楽しむ♪」
私もそうありたい。
おっと、こんな時間!
今日もボチボチやりましょうか。
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上記のイベントは静岡県熱海市の起雲閣で行われたようです。7月3日の記録的大雨で、熱海市に大きな土石流だ発生しました。今も行方不明の方がたくさん出ているようです。はやく救助活動が進むといいんだけど、まだ雨も続きそうだし。今週、熱海のMOA美術館に行こうかなと予定していたけど、こんなことになるなんて・・・。
今の状況でこの被害には言葉もありません。
1人でも多くの無事を祈るしかないです。
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