ロリスのたまご

50代からの人生リスタートブログ

【フジター色彩への旅】ポーラ美術館で大好きなフジタにあう

こんにちは、ロリスです。
今日は爽やかですね☆

芸術の秋満喫!と行きたいところだけど、未だコロナで緊急事態宣言中。

ちょっと前の話。

今年の5月ポーラ美術館へ
大好きな画家フジタに会いに
【フジター色彩への旅】

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遠い昔のよう・・・。

レオナール・フジタ藤田嗣治)1886~1968


1913年(大正2年)26歳で単身フランスへ
1920年代に『乳白色の肌』が評価され、一躍パリで人気画家となる。

「戦争に追いかけられている男だと言われたが、その通りである。」
と、本人も言っているように、第1次世界大戦、第二次世界大戦に巻き込まれ、第二次世界大戦の時、軍に頼まれて描いた『戦争画』によって、その後の人生が大きく変わってしまう・・・。

この方、私は今で言うならイノベーターだと思ってる。この時代の日本人には理解できない、とても成熟した個を持っていた人。そして、私が何よりも好きなのは、この方の『審美眼』

今回の展示では、主に1929年から行った南米~北米。その後、日本東北~中国~東南アジアの旅で出会った風景や人物。それと、晩年の宗教画や子供の絵が多かった。

フジタと言ったら『猫の画家』というイメージも強いけど、今回は猫の絵はとっても少なくて、猫だけの絵って1枚だけだったような。

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1955年69歳でフランス国籍をとり、1959年73歳でカトリックの洗礼をうけ、レオナール・フジタとなった藤田嗣治。81歳で亡くなるまで、日本に帰ることはなかった。

日本大好きだった藤田が、フランス人になってしまったこと。フーフー(お調子者)とあだ名がつくほど茶目っ気たっぷりの若いころから、その晩年を想うと切なくなってしまう。だけど、最後まで自分の絵の高みをめざして、幸せであったと思いたい。

最後の部屋は写真撮影OK。そこに、藤田夫妻が最後までつけていたロザリオの展示もあった。なんだか、とっても個人的な大切な物に思えて写真には撮れなかった。

今回の展示で、絵のほかにフジタが集めた民芸品みたいのもあって、その中にペルーの土偶があった。もーそれがツボで、外さないね♪心の中でニヤニヤしてしまった。

9月5日まで開催で、期間中もう1回行くつもりでいたんだけど、8月の天候不良にコロナ感染拡大で断念(涙)くやしい!

ポーラ美術館は、フジタの絵をたくさん持ってるんだよね。
なので、また会える日を楽しみに♪

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外の遊歩道も好き!木と彫刻が共存していて、とても気持ちいい場所。
あー早くまた行きたいな。

ではまた('ω')ノ

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