ロリスのたまご

50代からの人生リスタートブログ

雨の三嶋大社へ~鎌倉殿ゆかりの品々をみる

こんにちは、ロリスです。
急に寒くなって慌てて服を出した。

昨日は雨の中、夫と三島までドライブ。

私のお目当ては、佐野美術館で開催中の
小原古邨(おはらこそん)展

それなのに、何ということでしょう!
定休日(◎_◎;)

美術館の定休日って月曜日の先入観があったから、木曜日が定休日なんて思いもしないで調べなかったことを後悔(;´Д`)先入観はこわいね。

なんだよ!雨もふってるし、鰻を食べるには懐がさみしいので、三嶋大社に行ってみた。

総門前にて
横の看板邪魔(~_~;)

三嶋大社
建設時期は不明。奈良・平安時代には記録がある古い神社。鎌倉幕府を開く源頼朝が伊豆に流されていた時期、源氏再興を願ってお参りしていた神社でもある。

大山祇命(おおやまつみのみこと)(農林産業の守護神)と事代主神(恵比須様)の2つを三嶋大明神と呼ぶらしい。

宝物館(500円)では、ちょうど大河ドラマ『鎌倉殿の13人』つながりの展示があった。大河ドラマは見てないんだけどね(^^;馬のことを調べていたら武士にまで及び、最近ちょっと歴史にも興味があるのよ。

中でも私の目を引いたのが、
般若心経 源頼家
写真撮影は不可

源頼家
源頼朝北条政子の息子。頼朝の死後18歳で第二代鎌倉殿(1199年)になった人物。

その頼家が1203年に重い病気になり、病気がよくなることを願い書いた般若心経で、三嶋大社に奉納されたもの。だけど頼家は、1204年23歳(満21歳)で亡くなることになる。

その死因は病気によるものではない!
実におそろしい・・・。

この時はそんな最後になるとは知らず、自分の健康を祈って書いたんだろう。なんかね、心が締め付けられるね。この時代、政権のため家のためなら、たとえ身内でもだましだまされ殺される。

実におそろしい・・・。

私は『鎌倉殿の13人』は見ていないけど(だって殺し殺されがおそろしすぎるんだもん)、見ている人だったらもっと興味深い展示があると思います!

この般若心経は何度か持ち出されるも、不思議な縁で三嶋大社に戻ってきてるんだって!それだけ頼家の念が強かったってことか?

神門

右手には天然記念物のキンモクセイがあって、もうちょっとしたら咲くだろう。

本殿

神門の逆側

三嶋大社には何回か行っているけど、ちょっと歴史がわかってくると楽しみも増えるね♪知識が増えると楽しみも増えるってことか。

中学生の時、歴史の授業がきらいだった。年号と人名を覚えるのがとにかく苦手で、こんな昔のこと覚えて何になる!?ぐらいに思っていた。高校では歴史の授業がなかったので、私の知識は中学生でとまっていてる(嫌いだったのでほとんどない(^^;)

この歳になって(この歳になったから?)歴史がおもしろいと感じてきた。なんていうか、ルーツみたいなの知りたくなるのかな?知りたいことはいっぱいだけど、集中力も時間もないのが悩みの種。

神鹿園(しんろくえん)には50頭ほど鹿がいるらしい。今日は雨がきついし寒いし、次回に行った時のお楽しみにしておこう。

三島コロッケを買って、帰路についたのでした。

ではまた('ω')ノ


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