こんにちは、ロリスです。
10月最終日はこちら♪
三浦一馬the Trio
静岡市清水文化会館マリナート
コロナが落ち着いている時でよかった!満席です(席も飛ばさないで埋まってました)
バンドネオン 三浦一馬(みうらかずま)
ヴァイオリン 石田泰尚(いしだやすなお)
ピアノ 山中惇史(やまなかあつし)
いや~よかったです♪
2021年は、作曲家でバンドネオン奏者アストル・ピアソラ(1921年~1992年)生誕100年で、その記念ツアー。
ピアソラさんについては、ちょっと知っているぐらい。cobaさんの尊敬するミュージシャンということで、cobaさんが演奏するピアソラさんの曲ぐらいしか知らない(~_~;)
今年NHKの番組でピアソラさんの特集があって、バンドネオン奏者の小松亮太さんとチャラン・ポ・ランタンの小春さんがパーソナリティ勤めてました。小松さんが熱く語ってましたね(笑)2時間ぐらいあった番組だったけど、2時間では語りつくせないと。
その番組のおかげで、ざざっとだけどピアソラさんのこと、アルゼンチンタンゴのこと知ることができました。
ピアソラさんの音楽遍歴は、とにかく紆余曲折!ピアソラ少年は、古典的なアルゼンチンタンゴには最初から興味がなかったようで、とにかくずっと革新的な時代に合った音楽をめざしていたようです。革新的な者には、風当たりが強いものだからね。それでも歩みを止めない粘り強さはすごい!1975年にあの有名な『リベルタンゴ』が生み出された。
タンゴという名前がついているけど、タンゴにロックの要素が加わったもので、小松さんは「タンゴですらない」と言ってた。これは本当にかっこいい曲だよなぁ♪色んな人がコピーしてるのがわかる。
そして意外なことに、ピアソラさんはクラシックに憧れ続けていたようで、30歳のときにはバンドネオンが主役のクラシック曲もかいている。
「バンドネオンを与えてくれた父親に感謝している」
「いつも父親が応援してくれた、だから自信をもって続けられた」
そんな父に捧げる曲
『アディオス・ノニーノ』さよなら父さん
(この曲も2部で演奏された)
コンサート1部は古典的なアルゼンチンタンゴ、2部はピアソラ作曲の曲という構成でした。
ラ・クンパシータ
エル・チョクロ
これは知ってるわ。
アンコール、最後の最後にきましたよ!
リベルタンゴ
3人とも超実力派の演奏家だから、そりゃいい♪ヴァイオリンの石田さんのキャラも最高(笑)
拍手喝采☆
すばらしい演奏で、私の細胞も喜んだ。
アルゼンチンタンゴというのは移民たちが生み出した音楽で、その夢や希望、不安や悲しみを癒す音楽でもあったと思う。熱くありどこか物悲しい旋律は、今の心境に相まってとても心に響きました。
そしてなにより、生演奏が聴ける!このありがたさを実感した日でした。
ではまた('ω')ノ